2016年度 藤田紗央さん(中2)

そろばんがくれた出会い

私がそろばんを始めたのは年中の11月でした。母に連れられ、そろばん教室の見学に行きました。始めていった時のことはあまり覚えていませんが、私と同じくらいの小さい子がすごいスピードで暗算をしていたことは鮮明に覚えています。私もあんな風になりたいなと思いそろばん教室に通い始めることにしました。

 

大会に出れるようになると、毎日練習に行くようになりました。初めての環境で何が何だか全然わからなかったけど、教室のみんなが優しく声をかけてくれたので楽しく通うことができました。でも、そろばんを続けていくうちに私もみんなと同じようになかなか昇段できない苦しい時期がやってきました。そんな時でも、いつも先生も友達も変わらぬ雰囲気で接してくれたのでくじけずに通い続けることができました。

 

そろばんを始めてよかったと思うことは、集中力がついたのはもちろんですが、学年の枠をこえてたくさんの友達ができたことです。もしそろばんを始めていなければ、今の私ではなかったと思います。今まで私を厳しくもあり楽しく指導してくださった先生、一緒に笑い、頑張った塾の友達、どんな時でも応援してくれる家族に感謝しています。

 

今年は、中学3年生になり、ますます学校が忙しくなると思いますが、そろばんの練習も手を抜かず、十段を目指して頑張ろうと思います。