2015年度　朝顔　栞さん（中1）

そろばんとの出会いは今から八年前、私が年中の時です。やっと数字が書けるようになったところでした。はじめは「1+2」など見易い問題で、たくさん丸がもらえることが嬉しくて楽しかったです。しかし、問題が難しくなるにつれ、そろばんと向き合うのが嫌になり何度もやめたいと思うことがありました。

塾の前まで行って「行きたくない」と泣いたこともあります。今はその時のことを笑って話せるようになり、良い思い出です。 誰でもつまずくことがあれば、もうやめたいと思うことだってあると思います。そこでやめるか、続けるか、その選択をするのは自分自身です。私はあの時あきらめずに続けていて良かったと心から思います。

練習を積んで、6年生の時に初めて全国大会に行かせてもらいました。そこで私は全国のレベルを知ったのです。私は少しでも全国のレベルに近づきたいと思い、これからも日々練習を重ねていきたいと思います。 初めはそろばん教室に行っても、話す友達もいませんでしたが、通い続けているうちにいろんな人と話すようになり友達もたくさんできました。今ではその友達と会うのも楽しみの一つです。

今の私の目標は珠算十段合格です。中学生となり勉強との両立が難しいですが、目標を持って日々努力していきます。