「継続の力」
僕の机の引き出しの中には、小学生1年の2学期から始めた珠算の生徒手帳が入っている。開いてみると、出席のはんこが真っ赤に埋まっている。ある月は、2日しか空白の日がない。中学になってからは、週4日ぐらいしか行けなくなったが、それでもその時間は、今の僕の大切な一部になっていると思う。
この8年間で、検定試験では途中で何度も昇級、昇段ができず足踏み状態があった。また、学校や部活からへとへとで帰宅し、夕食も満足にとれず算盤に行くこともあった。そんな時、算盤の練習に行こうと思わせてくれたのは、塾の友達の、同じように頑張っている姿や、先生や親の励ましの言葉だった。
今、ここで感謝の気持ちを伝え、みんなと競い合って、まだまだ上を目指していきたいと思う。
算盤を続けてきてわかったのは、「継続」ということが「力」を生むということ。あきらめないことや目標を持つことが大切だということだ。これは、他の勉強や部活など、すべてのことで言えることだろう。
これからも目標を持ち、できる限り今までのように練習して、次の目標である10段を取れるように頑張ろうと思っている。