2008年度 朝顔 楓さん(中2)

そろばんとの出会い

私がそろばんと出会ったのは、小学生一年の終り頃です。そろばんを始めてもう七年になります。私が初めてそろばんをはじいた時のことは今でも覚えています。

 

みんなの真剣な姿はとてもかっこよく見えました。いつか私もこんな風になりたいと思い、日々の練習に取り組んできました。私が初めて大会に出場したのが二年の夏でした。緊迫した空気の中でとても緊張しました。会場にはそろばんの音だけが響き、その時私はそろばんってこういうものなんだなぁと思いました。

 

私が暗算九段に合格したのは六年の時です。その時はすごくうれしくて、これから十段に向けて頑張ろうと思っていました。しかしそれからの練習では思うように点が上がらず、一時期「やめたい」と思うようになりました。そんな時、支えになったのが先生や塾での友達です。先生はいつも明るく振舞ってくれ、友達とは学校での話をしてとても楽しい時間を過ごすことができ、いつしか塾へ行くのが楽しみの一つとなっていました。

 

そんな友達は次々と試験に合格し、私はこのままではいけないと思い、練習により一層励むようになりました。そして中学二年の秋、ようやく暗算十段に合格しました。私が今まで続けてこれたのは、先生の熱心なご指導や、友達として時にはよきライバルとして一緒に練習を積んできた塾の生徒のみんなのおかげだと思っています。

 

また、毎年夏に行われている中国五県大会に初めて出場したのは四年の時でした。大会の日まで毎日にようにたいくさん練習をしていました。大会当日にの日、周りには各県から予選を勝ち抜いてきた人たちばかりで、とても良い刺激となりました。それまでの練習は無駄ではなかったと思いました。それからの四年間、毎年中国五県大会に出場することができ、実力は確実についていったと思います。

 

そろばんを習っていてプラスになったことは挙げればきりがありませんが、一番は集中力がついたことです。学校の授業中でも集中できるようにそろばんを習っていて良かったと思います。私はまだ途中の段階にいるので、これからも上を目指して日々の練習に力を注いでいきたいと思います。